- ブログのタグとは
- タグを付けるメリット
- タグの付け方
- WordPressにタグを設定する方法
本記事では、ブログの「タグ」の付け方を解説します。
ブログ記事は、タグやカテゴリーで分類・整理することができます。
この記事を読めば、タグの付け方やコツが理解できるので最後までご覧ください。
まだブログを始めていない方はこちら

ブログのタグとは?

ブログのタグとは、ブログ内の記事に付けておく「ふせん」のようなイメージです。
タグの類似機能にカテゴリーというものがあるので、違いを理解しておきましょう。
タグとカテゴリーの違い
項目 | タグ | カテゴリー |
---|---|---|
分類方法 | キーワードごとに分類 | ジャンルごとに分類 |
階層構造 | 持てない | 持てる |
設定できる数 | 1記事に複数のタグ | 1記事に1つのカテゴリー |
記事を分類する機能は、カテゴリーとタグの2種類あります。
かんたんに説明すると、タグは「ふせん」のようなイメージで、カテゴリーは「フォルダ」のようなイメージです。
また、カテゴリーは「親・子カテゴリー」のように階層構造を持つことができるのに対し、タグは階層構造を持つことができません。
どちらかというとカテゴリーの方が重要なので、まだカテゴリーを設定していない方はこちらを参考にしてみてください。

ブログ記事にタグを付けるメリット2つ
ブログ記事にタグを付けるメリットは、以下の2です。
①読者が関連記事を探しやすくなる
1つ目のメリットは、読者が関連記事を探しやすくなることです。
WordPressブログでタグを設定しておくと、「タグページ」が自動生成されます。
そして、読者はタグページにアクセスして、関連記事を探すことができるようになります。
また、カテゴリーが分からない記事でも、タグから探し出すことができるので便利です。
②回遊率が高まり、アクセス数が伸びる
2つ目のメリットは、回遊率が高まり、アクセス数が伸びることです。
回遊率とは、1訪問あたりのPV(アクセス)数の割合のことです。
例えば、5訪問で15記事読まれた場合、回遊率は5%になります。
タグで関連記事が探しやすくなった結果、複数の関連記事を読んでもらえる可能性が高まるため、アクセス数の増加に繋がります。
ブログのタグにSEO効果はある?
結論を先に言うと、直接的なSEO効果はありません。
しかし、タグを適切に設定できると、滞在時間の長くなったり、回遊率が高まったりすることで、間接的なSEO効果を得られる可能性はあります。
タグを通して記事を読んでもらえる回数が増加すれば、SEOに良い影響を与えるでしょう。
ブログのタグの付け方(作り方)のコツ3つ
ブログのタグを付けるコツは、以下の3つです。
①タグの数は1記事に3個〜5個を目安にする
1記事に付けるタグの数は、3〜5個を目安にしましょう。
タグを付けすぎると、記事にポイントが散漫になり、読者が求めている記事を探しにくくなってしまいます。
また、読者が一目で認識できる範囲に収めるために、3〜5個を目安にしましょう。
②記事の内容に関連するワードをつける
タグにつける名前は、記事の内容に関連するワードにしましょう。
記事で少ししか出てこないワードをつけると、読者の利便性が失われてしまいます。
記事内で何度も出てくるワードや、要点で出てくるワードをピックアップしてみましょう。
③カテゴリー名と被らないようにする
カテゴリーとタグの名称がかぶるのはNGです。
同じ名称をつけてしまうと、分類の意味がなく、読者が混乱してしまいます。
カテゴリーでは絞り込めない、もっと詳細なキーワードを設定しましょう。
WordPressでタグを設定する方法2ステップ
ここからは、実際にWordPressでタグを設定する方法を紹介します。
かんたんにできるので実践してみてください。
①タグを作成する
WordPressの管理画面から「投稿」→「タグ」を開きます。
「名前」と「スラッグ」を入力し、「新規タグを追加」をクリックします。

画面右に作成したタグが表示されていればタグの作成は完了です。

②タグを記事に設定する
続いて、記事に作成したタグを設定していきます。
既存の記事と新規作成記事の設定手順をそれぞれ解説します。
「投稿」→「投稿一覧」を開き、「クイック編集」をクリックします。

タグの入力欄に作成したタグの名称を入力して「更新」をクリックします。
複数のタグを設定する場合は、コンマで区切ってください。

以上でWordPressにタグを設定する手順は完了です。
まとめ
今回は、ブログの「タグ」の付け方を解説しました。
- タグの数は1記事に3個〜5個を目安にする
- 記事の内容に関連するワードをつける
- カテゴリー名と被らないようにする
読者が求めている記事を探しやすくなるように、適切なタグを付けましょう。
カテゴリーについては以下の記事で解説しています。

記事の書き方はこちらを参考にしてみてください。
